次にステッチするもののために用意したリネンです。

(しわくちゃのままの写真ですけど)
右側が染める前のリネンです。
次に刺すのは復刻デザインものなので
アンティークな雰囲気がだせればいいなあと考えていて
そういえば以前ムラ染めしたものがあったはずと思い出し
引っ張り出してきました。
実は前回コーヒー染めをしたあと、
染めるのが面白くてムラ染めもやってみたんでした。
やり方は塩入りのコーヒー液で煮込んだリネンを
鍋からすくいあげてくしゃくしゃにまるめたまま放置して
乾くのを待つだけ。
写真ではわかりにくいですが
そこそこムラも入り、初めてにしてはまあまあかと。
でも思うのは、ムラ染めって正解がないものですけど
ステッチするデザインによって
求められるムラ具合がやっぱあると思うんです。
今度ステッチするデザインから考えると
もう少し細かい感じでムラが入ってくれると良かったかも。
まあ私が何回やったとしても
ムラまで自由に操って染められるとは思えないので
注文している糸が届いたら
このリネンで新しいサンプラーに取り掛かります~。
ちなみにこの染めたリネンは
麻布館さんの原反(粗目)、0111。
3月にこのリネンの織りキズありのB反が出たときに購入したんですが、
私的には当たりなお買い物でした。
日暮里の激安リネンを知ってる身には
麻布館さんのリネンは基本お高めに映ります。
(もちろん品質からみれば十分納得できる、
良心的価格なんですけどね)
生機(原反)なのに1000円以上するこの0111、
普段だったらなかなか手を出さないんですが、
このB反はすっごく安かったので買ってみました。
麻布館さんの表記どおり、今まで見たことのないような
ご立派(笑)な織りキズが数箇所ありましたが
そこを除いて残った部分だけでも十二分にお値段以上でした。
このリネン、既に小物なんかに結構使ってるんですが、
ステッチにもかなり良さげ。
麻布館さんの説明だと「12目/1cm」のこのリネンですが
生機なので水通しすると当然縮むので布目が13本/cmになります。
私としてはすごく扱いやすいカウント数。
縦横比もかなり良いので
これからめいっぱい使っていきたいです~。
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