今月購入したドロンワークの洋書です。
Les Jours Brodes: 70 Modeles Traditionnelsタイトル通り、ドロンワークのかがりが70種類載ってます。
基本のヘムかがりから
なにがどうなってるのかと思うような複雑なのまでで70種類。
サンプラーとかの図案はなく、ひたすらかがりの説明のみ。
実際に作られたものの写真と、図解での説明がほとんど。
決して初心者向けの本ではないと思うけど
和書の「
はじめてのドロンワーク 」で大体のことを理解しているならば
図での説明がわかりやすいので、フランス語がわからなくても
そんなに困らないんじゃないかと思います。
(後半の複雑なかがり方のやつ以外は。)
ただ、かがりかたの名前も当然フランス語表記なので
自分がなんというかがりをやっているのかよくわからない、
人に訊かれても説明できない、という状態になりそうです、私の場合。
例えばシングルピーホールとかも
英語だとわからないなりにふーん、と思うんだけど
仏語だと「???」としか思えないんだもんな~。
和書に載っているかがりなら和名がわかっているし、
かがりかたの英名も
Beginner's Guide to Drawn Thread Embroidery に
載っているものならわかるんだけど
それ以上の種類のかがりがこの本には載っているので
そこんとこがどうにもこうにも…。
実際に自分がかがりをやりながら、
でもその名前をフランス語でしか言えない、
(それも読み方とかほぼ雰囲気。意味も雰囲気)
ってのはちょっと微妙な気持ちです。はい。
もしこの本の英語版があったら購入したいところです、是非。
この本、2002年発行で現在は絶版のため海外でもお値段が高騰中。
紀伊国屋さんの海外古書通販でも結構な価格のため、
これまではドロンワーク初心者の私がムリに買うこともないかと思ってたんですが、
先日、
「クロスステッチ刺繍の洋書屋 DE LA LUNA」さんを覗いたら
在庫があったのでつい購入しちゃいました。
新品だったし、普通の価格(?)だったし、というわけで…(笑)
買っちゃったからには活用したい! と強く思う私でした。
あと、レビューを書くのは前後しちゃったけど
ドロンワークの洋書はこちら(↓)も去年購入済み。
Beginner's Guide to Drawn Thread Embroidery この本がわかりやすかったのが面白くて
今回の本もつい購入しちゃったのでした。
PR