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イチマツ。

クロスステッチで花文字やフリーチャートを中心に、 ゆるーくステッチ中。

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羽毛布団をクッションへのリメイク。其の2。

羽毛布団をクッションへのリメイク。
第2回の今回は「羽毛との戦いの巻」であります。

有権者のみなさまにまず申し上げたいのは(と、怒り新党調で)
羽毛をなめてはいけない、ということ、
羽毛との戦いには事前準備が大切、ということなのであります。

戦いの舞台はお風呂、というか浴室。
(作業中舞い上がった羽毛の後始末が楽になるはず)

戦いにあたりマスクは必須、髪もクロスで包んで完全防備。

羽毛布団と先日縫ったクッション本体の生地とはさみ、大きなゴミ袋、
それに返し口を一時的に閉じておく為のクリップを持ち込んで
いざ! なのであります。

羽毛布団の頭(??)をゴミ袋のなかに突っ込んで
はさみでそっと布団の側生地をカット。
(作業は、布団のキルティング部分1個分をまず開ける⇒羽毛を移す⇒
 空になったキルティング部分をカットしてゴミ袋の奥へ押し込む⇒
 次のキルティング部分を開ける⇒羽毛を移す、
 以下繰り返し、で行うと良いと思われます)
ゴミ袋の中で無駄に空気が動かぬようにそっと羽毛を掴み出し
(急いだり、慌てたりすると羽毛がゴミ袋から飛び出します)
クッション生地の中へ移し変え、なのであります。

(ちなみにこの作業中は必死なので写真はないのであります)

ゴミ袋の中で羽毛をしっかり掴んで
(むしろ拳の中に丸めて)クッション生地の中へ移したら
そこで拳を開いて羽毛を離して置いてくる、感じで。
(クッションの4隅から詰めていった方が後々いい感じかと)

作業が進むうちにゴミ袋から羽毛がはみ出すようになりますが
そうなったらそれはそれと割り切って作業を進めます。
(淡々と書いてるけど、実際大変なのであります)

クッションの中身がある程度詰まってくると
ちょっとしたことで詰めたばかりの羽毛が
返し口から噴き出すようになってくるので
扱いはなおさらデリケートに、なのであります。

飛び出してくる羽毛を払いつつ作業を進めるうちに、
もうムリっぽい、と思ったところで作業は終了。
返し口をそっとクリップで仮止めし、
羽毛充填完了!なのであります。

浴室入り口にて、クッションの生地表面についた羽毛や
自分の衣服についた羽毛を
お掃除用のコロコロ(名前なんていうの?)で除去。
部屋に移動してミシンで返し口を閉じます。

完成品がこちら(↓)、なのであります!

羽毛充填完了!なのであります。

写真左は返し口を閉じ終わったもの、
写真右はまだクリップで仮止め状態のもの。

返し口部分アップ、なのであります(↓)。

返し口、なのであります。

ぱんぱんに膨らんだクッションをミシンに押し付けながら
縫うのはちょっと大変なので
一度クッションをぎゅうぎゅう押し潰して空気を抜き、
出来る限り平らにした状態で縫ってみました。
(それでも多少歪んでますけれども)
初めてにしてはまあまあの出来なんじゃないかと。
(いつもそればっかりですね、私。自分に甘くてすみません)

初めての試みゆえ、
この先も気持ちよく使えるものに仕上がっているのかどうか
(ほんとに羽毛が飛び出してこないのか、とか)
まだわからないんですが、
少し使ってみてからまた感想等レポしたいと思います。
(そのとき、今回の後片付けの模様や、疑問点などの総括も)

それではみなさま、ご清聴ありがとうございました、
また次回!
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羽毛布団をクッションへのリメイク。其の1。

先日、家族が布団を買い替え。

そこでお役御免となった布団をどうしよう、ってことなんですが、
エコな気持ちと
(全国で粗大ゴミとして出る布団の量ってものすごいって聞くし)
ちょっとやってみたいという実験的好奇心の半々で、
今回羽毛布団をクッションへのリメイクに挑戦。

まず、クッションへリメイクする前の準備として
羽毛布団をコインランドリーにて洗濯&乾燥!
布団やさんにクリーニングに出すほどではないなーと思うけど、
せっかくならきれいにしてからリメイクしたくて。

初めて羽毛布団をセルフクリーニングしました。
「羽毛布団、洗濯」で検索していろいろ調べたけど、
結構羽毛布団を洗濯されてる方、いるんですね。

(失敗したら廃棄すればいいやと思えたからやったんだけど
 そこそこ上手くいったんじゃないかと思います。
 これで今後も気持ちよく使えます。)


次にクッション本体の生地選び。
検索して調べたところ(リメイクの先達たちの情報に感謝です)、
コットンなどの普通の生地ではせっかくクッションにしても
羽毛が飛び出してきて部屋が大変なことになるらしい。
でも、ダウンプルーフしてあるような布など手持ちにあるわけもなく。
合皮ならあるけど、それって使い心地どうなのよ、というわけで
選んだのは、先日ナカムラさんで購入のこちら(↓)。

スエード調生地モ...

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これで作りたいものがあって購入したんだけど
使うのはほんのちょっとだったので、その残った生地で。

分厚いこの生地なら羽毛が飛び出してくることもなかろうと思うのです。
(実際、袋状にしてみたら
 空気さえもなかなか抜けない厚さと言うか密度の生地です)

一番最後の返し口を閉じる作業を楽にするため、
返し口を作る辺だけアイロンで出来上がり線で倒しておき(印つけ)、
それからミシン作業へ。

ちなみにクッションのサイズは40×40cm、を2つ。
(今あるクッションが50×50cmなので本当は揃えたかったんだけど
 残り物のはぎれなのでそれだけ生地が取れなかったのです)

クッション本体を縫う。

写真(↑)はすでに縫い終わって表に返したものだけど
ダウンの飛び出しを防ぐ為、
ミシンの縫い目も一番小さくしてぐるっと袋状に縫いました。
よりダウンが飛び出しにくくなるんじゃなかろーかと
縫い代を2枚まとめてふちかがリ縫い(裁ち目かがり?)もしてみました。

表に返して、次はいよいよ
羽毛を布団からクッションに詰め換える作業。

が、本日の作業はここまで。
其の2に続くのであります。

洋書:Bible des lettres au point de croix : Tome 1

ずーっと前に2冊目のレビューは書いてるのに
この1冊目の方は書いてなかったよ、ということで書いてみます。

Bible des lettres au point de croix : Tome 1

シリーズ2冊目の方は
56ポイント以上の大きなアルファベットの図案が収められているのに対し
こちらは55ポイントまでの小さめのアルファベットが収められています。

(小さめっていっても50ポイントあればそこそこ大きいですけど)

バックステッチで表現するものなど
小さい字体は1ポイントのものから始まって、55ポイントの字体まで。
それにプラスして斜めの字体(13種類)と
数字の図案(99種類)に
外国語(ドイツ語とかヘブライ語とかロシア語とか、あとアルメニア語??)、
それらを合計して全844種類。

一生かかっても
全種類ステッチすることはないであろう数ですよね。膨大!

著者のValerie Lejeuneさんが
アンティークのアルファベットの図案集の集大成として
出版された本だそうなのでSajouなどの字体も収録されてます。
なので、ヴェロニクさんの著書をお持ちの方は
見たことある字体が結構あると思いますが
見たことない字体もそれ以上にあると思います。

(ざっくりとしか確認してませんが
 ヴェロニクさんの著書と比べたところ
 Sajouの字体も、RouyerやAlexandreの字体も
 この本に載ってるものもあり載ってないものもありという感じでした)

2色刷りなのも
Sajouなんかの古いチャートだと載っていない「I」や「W」が
それぞれの字体に合わせて作られて載せられているのも
2冊目と同様の作りです。


正直、小さい字体には
すごく良く似ててどっちでもいいよ、としか
思えないような字体も結構あるんですが、
でもまあ、サンプラーなんかをステッチしてて
自分のイニシャルを入れたい、なんてときに
こういう小さい自体の図案があると参考になるというか、
これだけたくさんあると選ぶ楽しみがある、っていうか(笑)

イニシャル好きなら見てるだけでも楽しい本なのは間違いないかと。


この本に収められている字体でステッチしたもの(↓)



イニシャルNの納金袋。

イニシャルY。

後に日本語版も出版されて、お手頃価格に(↓)

洋書:LETTRES ENTRELACEES

5月に購入した洋書です。

洋書:LETTRES ENTRELACEES

LETTRES ENTRELACEES

モノグラム(組み文字)専門のチャート本です。
AAの組み合わせから始まって、AB、AC~と続いていき、
BA、BB、BC~とアルファベット全種類の組み合わせが載ってます。
2色刷りなのでステッチもしやすい本です。


クロスステッチでモノグラムの本って
ヴェロニクさんの「LETTRES ANCIENNES ENTRELACEES 」と
「Charted Monograms for Needlepoint and Cross-Stitch」の2冊を
既に持っているんだけど
この本はデザインの系統が違う気がして買ってみました。

前の2冊はすごくクラシカルなデザインなのに対し、
この本のモノグラムはデコラティブではあるけど
とても現代的なデザインな気がします。

花や蔦にイニシャルが絡むようなものや、
エンブレム風な蔓の中央に文字が配置されているようなもの、
円形だったりオーバル形だったりの、
リースの中央にイニシャルが入っているもの、
そういうクラシカルなデザインももちろん豊富なんですが、
この本、ステッチ数としては大きいんだけど
字体としてはごくシンプルなイタリック体(斜め文字)だったり
ゴシック体(普通?のやつです)だったり、みたいなものも多いです。

周りに飾りがあしらわれているんだけど
文字だけで見るとシンプルなデザインというか、
直線的なイメージのものも多く、
(そのため、現代的に見えるんではないかと)
そこら辺はこれまで持ってた2冊にはないデザインです。

でもそれだけでもなく、
現代のデザイナーさんのデザインらしい
遊び心のあるデザインも結構ありました。

いるかを飾りにしているの(BB)とか
ガチョウ(アヒル?)を飾りにしているの(CV)とか
(動物を飾りにしてるデザインは結構ありました)
ハサミのデザインでXを表現しているの(IX)とか
くまのぬいぐるみを飾りにしているの(IF)とか
エッフェル塔のデザインでPを表現しているの(RP)とか
まあとにかくいろいろ。

ちょっと面白い感じのデザイン、直線的でシンプルなデザイン、
クラシカルでデコラティブなデザインと、
(デコラティブなものにはとことんデコラティブなのも結構あります)
(Sajouの文字っぽいのとかも)
とにかくいろんなデザインが見られる本です。
(文字の周囲を自分で工夫して飾ってね、ということなのか
 ボーダーのデザインも結構載ってます)


組み文字の本って正直自分のイニシャルだったり
身近な人のイニシャルだったりしかステッチせず、
実際の活用度はどれほどなの? と思わないでもないんですが
この本は見てるだけでもかなり楽しかったので
買ってよかったと思えてます。

まあもちろん、できるだけ活用したいけど(笑)


ソフトカバーなワリには結構お値段する本だと思いますが
(ボリューム的には十分納得の価格ではありますけど)
毎度良心的価格の紀伊国屋さん(↓)のお陰で助かってます。

少し前にあがったと思ったユーロ、このごろまた下がってきましたね。
(本日、2012年6月4日現在で1ユーロ96円)
ちょうどそのあがった時期に買い物してしまった(この本ね)
自分がちょっと口惜しい!(笑)


後に入手しにくくなっちゃって、
すごいお値段で扱ってるところもある…なあ…


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麻布館さんのリネン、原反0111。

今回は今のところ一番クロスステッチ向き、というか
私がクロスステッチしやすいと思っているリネン、
麻布館さんの原反(生機)0111についてです。

下の写真の右側は2012年の春に作ったキッチンクロス、
左は今ステッチ中のはぎれ。
使っているリネンは両方とも麻布館さんの原反0111です。

1年使い込んだ原反。

以前も書いたけど
2012年の春に麻布館さんでこの0111のB反が出たときに購入したもの。

無加工の生機(原反)らしい硬いリネンですが、
1年使い込んだものはもうくたくた。
最初は紙を折ったみたいなぱりぱりのしわがついたけど
今はもうそんなこともなく、てろてろです。
左のごく簡単に水通ししただけのものに比べると
(1晩水につけてそのまま干しただけ。洗濯機にはかけてない)
布目も詰まってます。

最近私が使っているリネンはこの0111が多いです。
(あと、イセキさんのリトアニアリネン。)
麻布館さんがステッチ向きと謳っているスクエアリネン(0115)も持ってるけど
布目が少々ざっくりすぎるあれよりも
もう少し布目が詰まっているこっちのほうが私には使いやすいです。

ちなみに。
購入してそのままの0111の布目は横13本/cm、縦12本/cm。
(概ね、麻布館さんの「33本×31本/1インチ ≒ (12目/1cm)」という表記どおり。)
この状態でもステッチ専用でないリネンとしては
かなり縦横比がいい方なんですが
これに水通し、洗濯機、アイロンで地直し、という手間をかけると
生機リネンがぐっと縮んで0111の布目は織糸が横13本/cm、縦13本/cmに。

縦横ともに13本という布目のリネンは
ぬくもり工房さんの小幅リネン(↓)もそうなんだけど、


小幅に比べて
こちらはそもそもの織糸が太めなのでスカスカすぎないところが好き。
(小幅のスカスカ具合は、目が拾いやすいということとイコールなので
 あちらが使いやすいという場合もあると思いますが)

縮むことで縦横比もより方眼に近くなるし
スカスカ過ぎず細かくもなく、という
私にとってはすごくステッチしやすい布目のリネンです0111。


無加工のリネンなので0115みたいな艶はないし
最初は麻特有の匂いも強いし
扱っているとかなりワタぼこりがでるし、
(生機リネンのモサモサ感は
 額入れするようなデザインをステッチする場合、
 気になる人は気になるかも?)
こだわる場合は手間をかける必要もあるけど
私は実用品を作る場合にはこれを愛用してます。
先日作ったバスマットなどもこの0111で作ってます。

(ちなみに私はそんなに手間、かけずにステッチしてます。
 水通しとごく簡単にアイロンだけ、という場合がほとんど。
 洗濯機かける前の、リネンに張りがある状態の方がステッチしやすいので)
(あとステッチした後に洗濯機かけて縮ませた場合も
 そんなに違いが出なかったです)


このリネンのお陰で私のリネン探しの旅は終わった、かも???

(でも日暮里行ったらまたリネンの布目数えちゃうと思うけど。笑)


あと麻布館さんでいうと2525もかなりステッチ向きと言えそう。
これについてもそのうち書くけど
厚みがあってすごくきれいなリネンな上に縦横比もかなり良いです。
布目はかなり細かいので目には優しくないけど
1over1とかの繊細な仕上がりが好きな方はこちらを試されるといいかも。

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